ポートフォリオとは
学校内外の様々な学習・活動内容や成果を、日々の記録として蓄積していくものです。プロセスを記録しておけばこれまでの実績を振り返ることができますし、成長の過程や自身の強みを知る材料にもなります。自分自身の活動や考えを視覚化し、整理するためのツールとして活用しましょう。
入力の手順
①@schoolを開き、左側のMenuから「ポートフォリオ」を選択する
②「課題ポートフォリオ」の中から入力する課題を選択する
③それぞれにテンプレートが入っているので、項目に沿って内容を入力する
④項目を増やしたい場合は、左から2つめのタグを変更する(Heading2を推奨)
⑤左上にある「提出する」ボタンを押すと入力内容が担任に提出される(下書きとして残す場合は「保存」を押す)

⑥自分で設定したテーマをまとめたい場合は、右下にあるボタンを押して新規ポートフォリオを作成し、タイトル・本文を入力する

ポートフォリオ入力のタイミング
以下に示しているものは、各学年で行われる主なイベントです。担任や学年の先生から配信される「課題」から記録を残していきましょう。
これ以外にも「カテゴリー」タブからは、自主的に記録を残すことが可能です。
ポートフォリオの見本
ポートフォリオの意義
ポートフォリオでは、見本のように「文章」で振り返りを書くことを大切にしています。「箇条書きの方が早いのに…」と思うかもしれませんが、文章で書くことには、以下の3つの理由があります。見本の文章とともに、その意義を確認してください。
①自分の「思考のストーリー」が見えるようになる
ひとつ目は「なぜその計画にしたのか」「実行してみてどう考えが変わったのか」といった、みなさん自身の思考の筋道を論理的に整理するためです。箇条書きでは「いつ・何を・どれくらいやったか」は分かっても、「なぜそうしたのか」という背景が見えにくくなります。
【工夫のポイント】
見本では、単に「計画通りできなかった」と書くのではなく、思考のストーリーが明確に書かれています。
(質問例3)「目標としていた『毎日20時から1.5時間勉強する』ことは毎日クリアできました」(事実の確認)「計画通りに実行したのになぜ届かなかったのか、最大の原因は〜」(原因の深掘り)
ただ結果を書くのではなく、「自分はどう考えて行動したのか」と「その結果どう気づいたのか」を文章でつなげることで、「だから次はこうする(アクションプラン)」という説得力のある改善策を生み出すことができます。この「自ら計画・実行・改善」を回す力は「自己調整能力」の第一歩です。
②「感情」の動きを記録し、自分自身の「特性」を深く理解するため
テスト前に「焦った」結果を見て「悔しかった」あるいは「この科目は時間を忘れて没頭できた」といった感情の揺れ動きにこそ、みなさんの本当の特性(得意・不得意や価値観)が隠れています。
短い箇条書きでは抜け落ちてしまう「感情」を文章で書き残すことで、自分がどんな時にモチベーションが上がり、どんな時に挫折しやすいのかという、自分自身の説明書を作ることができます。
【工夫のポイント】
見本の文章には、「事実(行動)」と「感情」がセットで書かれています。
(質問例3)「試験前に漠然とした全体計画を立てただけで、手帳に『週ごとの具体的なToDo』を書き込んでいなかった(中略)テスト直前の1週間になってから『理解に時間がかかる単元が最後に残ってしまった』と焦ることになり〜」
「焦った」という感情を素直に言葉にすることで、「自分は漠然とした計画だと後で焦るタイプなんだ」という自分の特性(クセ)に気づくことができています。このように自分の感情を客観視し深く理解する力は、社会に出てからも求められる重要な非認知能力のひとつです。
③一生モノとなる「主体的な学びを実現する力」が身につく
テストの点数は、そのテストが終われば忘れてしまうかもしれません。しかし、目標に向けて試行錯誤し、自分の言葉で振り返ったプロセスは、みなさんの「見えない学力」として一生残ります。文章で振り返るということは、教員や保護者に言われて勉強する「受け身の姿勢」から抜け出し、「主体的な学び」を身につけるためのトレーニングとなります。
【まとめ】
自らの体験を文章で振り返ることで深めた「自分への理解」は、朋優学院を卒業した後も、みなさんが自分らしい人生を選ぶための確かな「指針」となるはずです。まずは見本を参考に、自分の素直な行動と気持ちを、文章にして残してみましょう!